AWDLP210-024

 

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慶應義塾女子高等学校 校内宇宙連詩

「道をつくる」の巻

慶應義塾創立150年記念,および「宇宙授業」企画
〜星出宇宙飛行士(慶大理工学部卒)への応援メッセージ〜

【第一詩】
夜空は光で絵巻を描く
230万年前の星
5600万年前の銀河
異なる時代の光があふれる
私たちの命が放つ青い光を守りたい
            (的川泰宣さん 元JAXA宇宙教育センター長,NPO法人 子ども・宇宙・未来の会 会長)

【第二詩】
羊飼いたちの物語となり
海賊たちの道しるべとなった彼らは
今、わたしの願いになる
            (KY 2007年度 一年生)

【第三詩】
願いごとなら星の数
叶ったときには流れ星
はじめはいつもビッグバン
千年前の恋模様
億年前の宇宙(そら)模様
             (ハバナのバナナ 教員)

【第四詩】
紺の半球に散りばめられた金色は
くるっと廻ってあの子の瞳に飛びこんで
また飛び上がって何処かへ消えた
             (匿名 2007年度 一年生)

【第五詩】
ほうき星と一緒に旅した金色は
数多の星から英知をもらい
碧玉となってナイルに沈んだ
さっき砂時計を見ていたら
一粒の輝く砂が落ちていった
             (Jasper 教員)

【第六詩】
手からこぼれた浜の砂
下には変哲のない無限が広がるばかりで、
僕らのからっぽの今はどこへ消えた
             (匿名 2007年度 一年生)

【第七詩】
透明が重なって空の蒼となるように
闇が凝縮して漆黒を作るように
手からこぼれ落ちた砂も 天上のpolestarも
僕らのからっぽに織り込まれると
真昼の月がささやきかけた
             (Surry 教員)

【第八詩】
重ね塗りの漆黒の闇でしか見えない
私のつたなくも必死な営みの光を
誰かが綺麗だと言ってくれますように
            (洋弓部部員募集中@Melancholie Sisters(妹)  2007年度 一年生)

【第九詩】
真夜中の静寂に少しだけ窓を開ける
私の放つ光 あの人の放つ光
ともに上空に舞い上がる
天上の星空は
皆の光が織り込まれたタペストリー
             (ray 教員)

【第十詩】
呼ばれた気がして重い頭で空を見上げる
永遠の静寂が
破られた
            (匿名 2007年度 二年生)

【第十一詩】
空を見上げた私に皆の光が舞い降りてくる
私の光も皆を降りそそいでいるのだろうか
海の向こう、空の向こうまで
どれほど遠くても
無限に広がる同じ空間の中
            (匿名 教員)

【第十二詩】
降り注げるなら何処までもいこう
皆に私が見えるように
遠い誰かを照らせるように
            (M.E 2007年度 三年生)

【第十三詩】
海を越え 闇を越え
幾億年の時を越え
光は駆ける
命をつなぐ
遠い過去から遠い未来へ
             (匿名 教員)

【第十四詩】
青空みたいな君の目が
光の速さで駆け抜けるこの時を
記憶にかえて未来に繋げる
             (未だ西瓜 2008年度 一年生)

【第十五詩】
繋げる 繋がる 繋がっていく
空も 光も 生命も
すべての連鎖の楔(くさび)は
唯一無二のこの存在
地を踏みしめたこの私
             (black and white 教員)

【第十六詩】
連鎖の楔は切れはしない
一つの尊き揺籠で
私と貴方が手を繋ぐなら
            (春猫 2008年度 一年生)

【第十七詩】
Summoned by the universe
I ascend the path of hope,
lined by radiant springs of light.
Earth below me,
floating in its cradle
宇宙に召され
希望への道をのぼる
きらきらと輝く光の泉の横にある
地球を眼下に見ている
その揺籠に浮かんでいる地球
            (RL 2008年度 教員)

【第十八詩】
この揺籠の地球(ほし)を照らす光は
僕らの希望を照らす青いこの光は
一体何処まで続くのだろう
             (チェシャ猫 2008年度 一年生)

【第十九詩】
目を閉じて、祈るように
この蒼い光芒の行きつく先が
誰も見届けることが出来ない程に遠ければと
果て無き果てまで、命の連鎖が続けばと
永久(とわ)を願うのは僕だけじゃない
             (りゅー 2008年度 一年生 )

【第二十詩】
ものがたりからぬけだして
草いきれをふりきり、かけぬけて
時をおいこし、ほほにあたる風鳴りのとき
Beyond the nursery songs
Dashing against into the wind
Far into the eternity of time
            (アマデウス 教員)

【第二十一詩】
追い越した先には何も無い
ゴールも無ければ帰り道も無い
あるのはペンと紙切れだけ
思わず執って言葉を託す
明かりの数が1つ増えた
            (匿名 2008年度 三年生 )

【第二十二詩】
ゴールなし 帰り道なしの一方通行
でも私たちは進んでいく
風を愉しみ,光を道連れとして
             (匿名 教員)

【第二十三詩】
風は大地を走る
星は宇宙(そら)を走る
時は現在(いま)を走る
僕も行こう 彼らと共に
僕も行こう 遠い明日へ
             (PEARL RIVER 2008年度 在校生)

【第二十四詩】
仰いでは 宇宙(そら)に夢があり
省みては 心に希望がある
夢と希望をとり結ぶ 道をつくるのは私たち
             (匿名 教員)

※第19詩より,生徒〜教員の順番を入れ替えました。








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