日時:平成29年2月25日・土 13時開始
演者:山内志朗氏(慶應義塾大学文学部教授 本校校長)
場所:慶應義塾大学 北館ホール
授業内容:第1部
第35回の宇宙授業は、本校校長である山内志朗先生にお願いしました。 山内先生のご専門は倫理学と形而上学ですが,知る限りではお茶,お香,落語,手相など趣味の域を超えた研究をされております。 今回の司会者達とは事前打ち合わせの際,校長室でお茶を頂きました。 さて今回「掌の中の宇宙」というテーマを頂き,もしやと思いました。手相について,その歴史,宇宙との関わり,著名人の手相など,からだの中にある小宇宙を学ぶことができました。
授業終了後は,希望生徒の手相を予定時間を超えて細かくみていただきました。今後も校長室の前には生徒が並ぶことでしょう。
最後に私(小林)が担当する「宇宙授業」は,今回を持って終了いたします。長い間,ありがとうございました。
生徒の感想より: 今回は、こんなにも手相についてのお話が聞けると思っていなかったので、細かく知ることができてよかったです。 私は今までに2回ほど手相をみてもらったことがあるのですが、占い師の方がどのような視点でみているのか、どの部分で何をみているのか、聞き方などのお話を、見てもらったときにあてはめて聞くことができ、なるほどだなと思う点がいくつもありました。 特に、何歳のときに何か辛いことがありましたか、と聞かれたのを覚えていたので、仕組みがわかっておもしろかったです。 過去については、手相占いがあたっていることが多かったので,あたるものなのかなと思っていたのですが、講演で未来のことはわからないとお聞きして、やはり自分の未来は占いなどでわかるものではなく、何が起こるかはわからなくて自分でつくっていくものと思いました。 また、お話を聞いていて手相には歴史があること、名称に宇宙の名前が使われていて、それぞれの場所で示すものが違うということを知って手相の奥深さを感じました。 手相を学ばれている先生自身が、占いを信じられていないということもまたいいなと思いました。 また、友達と掌をじっくり見る機会はあまりないので新鮮な気持ちでした。卒業するまでに山内さんに手相を見てもらいたいです。 貴重なお話をありがとうございました。
第2部 質疑応答(約20分)
*聴講者は生徒・保護者・関係者を含め約90名でした。
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